ユーザーファースト

ここ最近、朝のニュースで

オリンピックの会場の問題を連日、大きく取り上げていて

そんな中で小池百合子都知事がよく口にしている「アスリートファースト」という言葉。

ニュースの内容はともかく、、

この言葉がなんかしっくりくるというか、良い響きだなと改めて感じています。

オリンピックは「スポーツの祭典」といわれ、４年に一度のお祭りといった感覚もありますが

この場に立つためにアスリートはそれぞれに目標を掲げ、

目的を持って挑んでいるのだと思います。

そんな選手たちがこれまで積み上げてきたベストを出し切れる

「良い環境」を主催者が提供することは言うまでもなく大切なことです。

主役は主催者ではなくアスリート

選手が主役のオリンピックだからこそ、予算や主催者の都合だけではなく

やはり「アスリートファースト」であるべきと思っています。

僕自身も、ものづくりをしていて

「アスリートファースト」ならぬ、「ユーザーファースト」を心がけています。

製品を考える時にユーザーを明確にして製品開発をしないと

結果的に「誰のための製品」なのかよくわからないものになってしまうからです。

大切なのはユーザーにとって心地いいもの

「つくり手の都合」によって製作された製品はどこか使い勝手が悪く、完成度もいまいち。

金額が安い商品は消費者にとって一見優しいように思えるけど

実際使ってみると満足いかない製品が多いのも事実。

プロフェッショナルな人に本当に満足して使ってもらえる製品を提供することは

そう簡単ではないということを多くの経験の中から学んできました。

しかし、プロフェッショナルな人に選んでもらえる製品をつくり続けることが

つくり手にとって一番の「やり甲斐」であり「喜び」であることは間違ありません。

Blinkのシザーケースが業界のスタンダードと言われる日がくるように

これからもユーザーファーストを第一に製作していきます。

Blink Leather Works 田中

-BLINKのこと/想い, シザーケース